お墓を建てるまでにおさえておきたい流れや注意点|納得の行く供養のために
お墓を建てるまでの流れ
どのようにお墓を建てると良いのか、どのような流れでお墓が出来上がるのかについて知っておきましょう。
お墓を建てる時期には明確な決まりはありません。ただ、多くの場合は納骨を四十九日に行うため、この日までにお墓を建てておくに越したことはありません。しかし、亡くなってからお墓を建てて四十九日に間に合うということは、そうそうありません。お墓を建てるには一般的に2~3か月かかることが多く、できれば生前に建てておくと良いでしょう。
まず、石材店にて依頼をして見積もりをとります。お墓を建てる場所の測量や工事が行われたのちに、墓石が設置されます。お墓を注文してからすぐその場所に建てられるというものではないため、余裕を持って注文しましょう。
お墓に関する注意点|お墓の維持や墓守の問題
お墓を継いで、後世に向けた管理を行う人を「墓守(はかもり)」と呼びます。
墓守は墓地や霊園で墓の掃除など管理を行う人のことを言い、同じように墓を管理する人(家族外)も墓守と呼ばれます。お墓を守ることは良いとしても、お墓の掃除などの維持が大変であるほか、故人に関する法事などの手続きもしなくてはなりません。家族・親戚間でこの法事はどうなっているのか、などと連絡を取り合う必要があり、墓守は非常に大変な仕事(役目)だと言えるでしょう。
お墓の正しい掃除方法
お墓のお手入れを行うのが墓守ですが、日ごろからきれいなお墓をキープしておきたいもの。お墓の正しい掃除方法について、知っておきましょう。
まずは、お墓の区画内にある雑草や泥などをしっかりと取りましょう。次に、墓石についた汚れを取り除いてから、花や線香などを置いていきます。墓石は文字通り雨風にさらされているため、定期的に念入りな掃除をしないと驚くほど汚れがついてしまいます。先祖への感謝を込めながら、丁寧に掃除をしましょう。