名古屋で納骨堂を考える前にぜひ知っておきたい注意点
収蔵できる骨壷の数が限られている
基本的には霊園などの一般墓も同様ですが、安置場所には限りがあります。納骨堂の場合、仏壇タイプなどある程度収蔵人数が多くはありますが、その敷地が霊園などよりもかなり狭い傾向にあります。そのため規定数が埋まってしまったために申し込みができなくなってしまうこともあるのです。
しかし生前予約をしておけば、その分は確保してもらうことができるので、事前に相談すれば心配いりません。
管理費が必要なところもある
納骨堂は管理費が必要ないという傾向が多いですが、必ず発生しないわけではありません。管理費が発生する場合には事前に一括で支払いをおこなったり、承継者が支払っていくことになります。
しかし一般墓のような檀家契約とは異なるため、法事や法要をおこなう義務はないので負担は少ないでしょう。法事や法要は希望によりおこなってくれることもあります。
遺骨の前でお参りできないタイプもある
納骨堂の仏壇型やロッカー型では、お参りの際に規定の場所まで遺骨をもっていくケースなどさまざまです。場合によっては遺骨の前でお参りできないということもあります。お参りをするときには遺骨を前にしたいと親族が考えているのであれば、事前にお参り型式についてどのようになるのかを相談しておきましょう。
また、他の人のいる場所では落ち着かないこともあるので、個室かどうかも調べておくとよいでしょう。
後々合祀されるところもある
納骨堂やその他の永代供養墓も含め、永代とはいいますが永遠に納骨堂に保管されるとは限りません。33回忌まで指定の場所に安置され、その後は合祀として別の場所に埋葬されることが一般的です。
合祀されて場所が変わっても位牌などに名前が刻まれるためお参りができることもありますが、納骨堂によって異なるため、事前の確認が必要となります。