納骨堂って何?納骨堂のメリット・デメリットや人気の理由に迫る

納骨堂って何?納骨堂のメリット・デメリットや人気の理由に迫る

納骨堂とは?

納骨堂とは室内に設けられているお墓のことです。お墓に行くまでのアクセスが不便、お墓の継承者が不在、お墓の維持・管理が困難などを理由に、お墓を持っていることが懸念されていることから、新しいお墓の形態として納骨堂が普及し始めました。

納骨堂には種類があり、一般的なロッカー式、仏壇式、ICカードを使用してお参りを行う機械式など様々です。種類によって参拝方法も異なるので、自分の理想に合ったものを選ぶようにしましょう。

納骨堂のメリット・デメリット

納骨堂のメリットは、「室内にあるため、天候に関係なくお参りができる」、「草むしりやお墓の水拭きなど、管理の必要がない」、「室内設備が充実しているため、高齢の方でも安心」、「交通アクセスが良い立地にある」などです。

一方デメリットは、「遺骨の収容期限がある」、「機械式の納骨堂の場合はメンテナンスや故障によりお参りができない場合がある」、「参拝ブースと遺骨の収蔵が分かれている納骨堂の場合は直接遺骨にお参りが不可能」などが挙げられます。メリットとデメリットをしっかり把握しておくことが大切です。

納骨堂はなぜ需要があるの?

納骨堂の需要として、「少子化によるお墓の継承者不足」、「お墓に対する価値観の変化」が考えられます。お墓は先祖代々受け継がれていくもののため、継承者がいなければお墓の維持・管理が滞ってしまうのが現状です。納骨堂の維持・管理は施設で責任をもって行われます。家族や親族がいなくても友人が継承者となることも可能です。

また近年は核家族化が進んでいることから、二世帯、三世代家族のお墓を守るという意識が薄れています。お墓は建てるのにお金がかかりますが、納骨堂は比較的低価格に抑えることができる点でも、ニーズが高まりつつあるのでしょう。

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